・2010年9月15日発行、塩野七生著「十字軍物語１」。
・「・・第一次十字軍の主人公・・主要メンバーを
選ぶとすれば、次の三組の六人になるだろう。
トゥールーズ伯サン・ジルと法王代理の司教
アデマール。 ロレーヌ公ゴドフロアと、その弟
のボードワン。 そして、プーリア公ボエモンド
と、甥のタンクレディ。」46頁
「異教徒と見れば見境なく殺したと同じ人が、
その日は祭壇の前に泣きながらひざまずいて
いた。「聖都イェルサレムの解放」は、西暦一
〇九九年の七月一五日についに成し遂げら
れたのである。 ヨーロッパを後にしてから、三
年が過ぎていた。」196頁。
・啓林堂書店西大寺店、2,625円。
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