いぐいぐブログ-2

旧ブログ(2008年10月1日~2016年1月1日)

リーマン博士の大予想

・2004年12月発行、「リーマン博士の大予想」、紀伊國屋書店
 カール サバー著、南条 郁子訳、黒川 信重監修、2,625円。


・「たとえば55+27iは、実数通り55番地を左に折れた
 脇通りの27番地をあらわすことになる」75頁。


・「リーマンのゼータ関数の場合、sは複素数つまり、
 a+ibと書かれる数である。
 ζ(s)=1+1/2^s+1/3^s+1/4^s+1/5^s・・・ 」126頁。
 

・「この山と谷の風景のなかで、リーマンの零点は
 どこにあるのだろうか? ゼータ関数の零点、
 つまりζ(s)の値がゼロになる点は、陸地が海面
 に達する地点だ。・・・ これら三点──最初の三
 つのリーマンの零点──は一直線上にならんで
 おり、その直線は水平面上のy軸から1/2だけ正
 の方向にずれている。」132頁。


・「もしそれらの零点がリーマンの予想通りにふるまえば、
 無限への道をどんなに遠くまで行っても、素数がどの
 ように分布しているかが正確に記述できる。」340頁。