十八史略
・徳間文庫版「十八史略」、著者:曾先之。 全5巻、各巻1,000円。
翻訳:丸山松幸、西野広祥、初刷:2006年10月〜2007年2月。
・「もともと生は仮の宿、死こそわが故郷なのだ」=
「生は寄なり、死は帰なり」(夏王朝・禹)第1巻81頁。
・(この世に仙人などいるわけがなかった)「暴飲暴食せず、
病気のときは薬を飲んでいれば、多少いのちを長らえる
ことができるだけだ」=「食を節し薬を服せば、やや病を
すくなくすべきのみ」(漢・武帝)第2巻336頁。
・「自分は万巻の書物を読破したにもかかわらず、今日の
運命にたちいたった。書物に何の効用があろう」=
「書万巻を読めども、なお今日あり」(梁・元帝)
第3巻396頁。
・「人と生まれ、むかしから死ななかった者があろうか」=
「人生いにしえより誰か死なからん」(南宋・文天祥)
第5巻363頁。
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