いぐいぐブログ-2

旧ブログ(2008年10月1日~2016年1月1日)

1Q84(いちきゅうはちよん)、3巻

・4月16日発売、村上春樹の小説1Q84、Book 3〈10月-12月〉、1,985円。

・去年5月発売の1Q84(1〜2巻)のつづき。


・「わたくしNHKの受信料をいただきに参り
 ました」(Book3-96頁(青豆))
 「『フクロウくんは森の守護神で、物知りだ
 から、夜の知恵を私たちに与えてくれる』と
 安達クミは言った。」(Book3-180頁(天吾))
・「そしてなんといってもここは1Q84年だ。
 何が起こってもおかしくない世界だ。もし
 これが本当に天吾の子供だったら。青豆
 はそう考える。」(Book3-219頁(青豆))
・「俺たちが目にしている ふかえり が実は
 ドウタで、教団の中に残っているのがマザ
 だという仮説は成り立たないものだろう
 か?」(Book3-366頁(天吾))
・「しかし何度目を閉じてまた目を開いても、
 新しい小振りな月はやはりそこに浮かん
 でいた。」(Book3-396頁(牛河))
・「やがてひとつのボックスに『川奈』という
 名前を見つけた瞬間、青豆のまわりから
 あらゆる音が消えてしまう。」
 (Book3-410頁(青豆))
・「『冷たくても、冷たくなくても、神はここに
 いる』と牛河はよくわからないまま小さな
 声で言った。」(Book3-506頁(牛河))