・紀貫之(きのつらゆき)シリーズその2、土佐日記。
・「黒鳥といふ鳥、岩の上に集まり
をり。その岩のもとに、波白くうち
寄す。楫取のいふよう『黒鳥のも
とに白き波を寄す』とぞいふ。」
(101頁)
・「二十八日。夜もすがら雨やまず。
今朝も。」(113頁)
・「かうやうのことも歌も、好むとて
あるにもあらざるべし。唐土(もろ
こし)もここも、思うことに堪えぬ
時のわざとか」(170頁)
・土佐日記も、例によって、角川ソ
フィア文庫ビギナーズ・クラシッ
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