2012-05-08 平家物語 その他 ・「熊谷(直実)、浪打ち際にて(平敦盛を) 押し並べて、むずと組んでどうと落ち、取 って押さえて首をかかんとて、甲(かぶと) を押し仰のけて見たりければ、薄化粧し てカネ(お歯)黒なり。我が子の小次郎が 齢(よわい)ほどして、十六、七ばかんな るが、容顔まことに美麗なり・・」(巻第九、 敦盛最後、195頁) ・武田友宏編、角川ソフィア文庫ビギナー ズ・クラシックス、660円。 ・よかったメーター:■■▲□□